物事の本質を見抜く「なぜ?」の力|日々の生活から疑問を持とう!
目次
物事の本質を見抜く力=「なぜ?」を養う力

皆さんは物事の本質を見抜く力を持っていますか?
物事の本質を見抜くことで、知識や経験を派生的に捉えることができ、応用力が身に付きます。
では、物事の本質を見抜くにはどうしたらいいのでしょうか?
それはどんな物事に対しても疑問を持つこと、つまり「なぜ?」と問うことで養うことができます。
では、どのようにして物事と対峙すべきなのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
物事に疑問を持つタイミング
学校生活での「なぜ?」

学校生活では、授業内容に「なぜ?」と疑問を持つことはもちろんですが、もう一歩進んだ「なぜ?」が必要です。
例えば、理科の授業において実験をやった際に、実験内容に疑問を持ってその理由や原因を探究し解決、理解するということは学びを得るのに必要なことです。
一方で、「なぜこの実験をやる必要があったのか?」「何のためにこの現象を学んでいるのか」など、やるのが当たり前となっている物事に対して疑問を持つということは少ないのではないでしょうか。
こういった一歩踏み込んだ「なぜ?」は、学校生活の中でも多く気付くことができるので、頭を使いながら普段の何気ない学校生活を過ごしてみましょう。
・そもそもなぜ学校に通うと思いますか?
・なぜ学校行事が執り行われるのでしょう?
・なぜ社会人になって使わなさそうな難しい計算を学ぶのでしょうか?
この機会に、ぜひ上記のようなことも考えてみましょう。
家庭での「なぜ?」

普段過ごしている家の中でも「なぜ?」と疑問を持つことができるものは多く存在します。
例えば、食事中に「お箸はなぜ右で持つ人が多いの?」「肘を付いて食事をするのはなぜダメなことなの?」など、食事一つを取っても掘り返せば山ほど疑問が存在します。
特に、家の中というのはプライベート空間のためそこまで頭を使って過ごしている人も多くはないはずです。
また、今日ではPCやスマホを駆使してすぐに物事を調べることもできます。
疑問がたくさん出てくる上にすぐに調べられる環境でもあるので、家庭内で疑問を持つ力を養うことも十分可能と言えるでしょう。
・なぜ寝る前に歯磨きをした方が良いのでしょうか?
・なぜ食事後すぐにごろごろするのが良くないのでしょう?
・なぜおうちの人は食器をその順番にしまっているのでしょうか?
この機会に、ぜひ上記のようなことも考えてみましょう。
外出時の「なぜ?」

外に出かける際にも「なぜ?」と疑問を持てる場面が多く存在します。
例えば、「黄色信号って何のために存在しているの?」「車にはなぜナンバープレートが付いているの?」など、外出時は疑問の宝庫と言っても過言ではないでしょう。
大人と違って、子供は自分のいる環境もしくはコミュニティが著しく狭いため、外の世界には「よく分からないもの」がきっと多いはずです。
「なぜ?」が自主的に生まれない子供であっても、外出時に付き添っている親が「あれって何でああいうふうになってるんだろうね?」「あれって何のためにあると思う?」と話を振ることもできます。
したがって、少し意識さえすれば外出時にも子供の疑問を持つ力を養うことができるでしょう。
・なぜ車には左運転と右運転があるのでしょうか?
・なぜ信号がある道とない道があるのでしょう?
・なぜ学校や会社によっては制服を着る決まりがあるのでしょうか?
この機会に、ぜひ上記のようなことも考えてみましょう。
日々の生活から疑問を持とう!

「なぜ?」と疑問を持つということは、ただ単に知識を得られるだけでなく、「結果⇆原因」「結論⇆理由」のような論理的思考能力にも良い影響を与えます。
物事を本質的に理解するには、論理的思考能力が不可欠です。
論理的思考能力は、文章を読み解く際に使うだけではなく、何か物事を考案したり人とコミュニケーションを取ったりする際にも多く使われるので、大人になる上で大事な力と言っても過言ではありません。
しかしながら、物事の原因や理由を見つけ出そうとする動きは、そもそも「物事に疑問を持つ癖」がなければ成り立ちません。
日々の生活から疑問を持ち、物事の本質を見抜く「なぜ?」の力を磨いていきましょう。
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