志望校の決め方|決まらない場合の対処法とは?【大学受験編】

志望校の決め方

志望校の決め方

自分がやりたいことを決める

志望校を決める際に一番大事なのは、自分が将来やりたいことが何なのかを決めることです。

基本的に、志望校の決め方はその一つだけと言っても過言ではありません。

今後の展望を決めることで、将来やりたいことのために、自分がどんな大学に行けば良いのかをある程度はっきりさせることができます。

また、自分がやりたいことを見つけるためには自己分析が必要です。

自己分析では、「自分は何が好きなのか」「自分は何が得意で不得意なのか」「自分の長所、短所はどこなのか」などを発見することができます。

自分を見つめ直し、自分が今後何をやりたいのかをはっきりさせましょう。

「そんなことは自分のことだから当然分かっている」などと思っていても、必ずやるべきです。

自分のやりたいことは大まかに決まっていることの方が多く、意外とはっきりしていないものです。

自己分析は、更なる未来となる就職活動をする際にも必要になります。

改めて、自分がどんな人間なのか問うてみましょう。

志望校が決まらない場合の対処法

志望校が決まらない場合の対処法

対処法①:自分の学力で絞る

「自分の学力がどのくらいあるのか」で、志望校を絞ることができます。

基本的なことかもしれませんが、自分の学力を測ることなく志望校を決めるのはありえません。

自分の学力がどれくらいなのかは、意外とはっきりしないものです。

自分の学力を測るのに一番有効なのは、模試を受けることです。

模試を受ければ、自分がどの科目のどんなところが得意で苦手なのかを見極めることが可能です。

模試を受けて自分の学力を測り受験勉強をすることで、現実的に差を埋められる大学を志望校として選択しましょう。

ただし、自分の学力で絞るやり方は、志望校が決まらない場合の解決策の一部です。

志望校が決まらない場合の対処法として優先度は高いですが、根本的には「自分が今後どうしたいか」「自分が今後どうなりたいか」という今後の展望が重要です。

志望校を決める際のメインの理由(信念)は、別で必ず持っておきましょう。

対処法②:文系or理系で絞る

「自分が文系なのか理系なのか」で、志望校を絞ることが可能です。

大学は大まかに文系の学部と理系の学部の二つに分かれ、どちらを受験するかによって勉強すべき科目が変わります。

自分が文系か理系のどちらなのかは、学校の成績定期テスト模試の点数などで分かるはずです。

さらに、得意または好きな科目は自分の感覚としても持っているため、文理を判断する決め手になります。

自分が文系か理系のどちらなのかを決めて、志望校を絞りましょう。

ただし、系統や科目で志望校を絞るのは、あくまでも志望校を決めるための解決策の一部です。

志望校は、自分の今後の展望と照らし合わせ考える必要があるので、文系・理系だけで志望校を決めるのはやめましょう。

対処法③:距離やルートで絞る

「自分が通える範囲はどれくらいなのか」で、大学を絞ることができます。

自分が住んでいる県内の大学で選ぶのか、県外の大学で選ぶのか、一人暮らしも考慮に入れるのかなど、距離やルートである程度は志望校を絞ることが可能です。

近い大学か遠い大学か、どういう通学ルートでどういう生活感にするのかなども案外重要なファクターと言えます。

ただし、場所のみで志望校を決めるようなことはしてはいけません。

あくまでも、場所は大学を決めるための解決策の一部として捉え、「自分が将来どうしたいのか」をメインに考える必要があるので注意しましょう。

対処法④:金銭面で絞る

志望校は、「大学に通うのにいくらかかるのか」で絞ることが可能です。

大学でかかる費用は、大まかに入学金授業料その他費用の三つに分かれます。

各々の大学によりますが、入学金と合わせた4年間の合計額は、国公立大学で約250万円、私立大学文系で約400万円、私立大学理系で約550万円、医学部系で約2,300万円となるので、大学に通う費用はかなり多くかかります。

奨学金制度も利用可能なので、大学に通うのにいくらかかるのかを事前に調べ、親とも密にコミュニケーションを取っておきましょう。

番外編:友人の進路を参考にする

どうしても志望校を決めることができない場合には、友人の進路を参考にするのも一つの手段です。

ただし、あくまでも「参考にする」程度にとどめましょう。

自分の進路と他人の進路は、本来関係がないものです。

「友達がここの大学を受験するから」「友達と一緒の大学がいいから」という理由は、大学を受験する理由の一部とは言えますが、本筋を捉えたメインの理由としてはふさわしくありません。

何事もそうですが、流されて生きる人生は、将来的に自分の行動に悔いを残す可能性があります。

メインの理由は、「自分が今後どうなりたいか」「自分はどうしていきたいか」という今後の展望です。

他人の進路は、あまり気にしないのが得策と言えるでしょう。

志望校はいつまでに決める?

志望校はいつまでに決める?

高校2年生の夏に目星を付ける

志望校は、高校2年生の夏までにある程度の目星を付けておきましょう。

自分の将来や今後の展望を考えるのは、ある程度時間がかかります。

また、高校3年生の夏は受験生にとってある程度の追い込みをかける大事な時期なので、志望校を決める時期としては遅いです。

そこで、高校2年生の夏休みを利用します。

高校2年生の夏休みであれば、ゆっくり時間をかけながら自分の将来について考えることができるでしょう。

また、大学では一般的に7月から11月頃にかけて、オープンキャンパスを実施しています。

オープンキャンパスでは、実際に大学に足を運ぶことで大学独自の特色や良し悪しに触れることができます。

志望校の目星を付けるためのチャンスなので、積極的に足を運んでみましょう。

高校3年生の春までに決まっているのがベスト

志望校は、高校3年生の春までに決まっているのがベストです。

高校3年生の夏は、「夏を制する者は受験を制す」という言葉があるように、受験勉強にある程度の追い込みをかける時期です。

高校3年生の夏で、受験生の学力に差が出るとも言われています。

一方で、高校1年生または2年生の段階では、過度に勉強をする必要はなく、学校の勉強で基礎を固める程度で良いとも言われています。

確実に言えるのは、志望校を決めるのが高校3年生の秋では確実に遅いということです。

したがって、志望校は高校3年生の春までに決め、夏に追い込み周りと差をつけ、冬に合格を勝ち取っていくのが最も良い大まかな受験スケジュールと言えます。

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