算数(数学)が苦手な理由|苦手な人の特徴や克服方法は?【中学生|小学生】
目次
算数(数学)が苦手な理由|苦手な人の特徴や克服方法
計算が苦手

算数や数学が苦手な理由として、計算が苦手であることが挙げられます。
【特に、『通分』が苦手という生徒は、尾を引きやすいので早めの対処が必要と言えます。】
足し算や引き算、掛け算や割り算のような計算の基本は全て小学校で学ぶため、低学年や中学年の間に基本となる計算ができないという場合は、その後学ぶことになる全ての算数や数学でつまづくことになりかねません。
また、小学校中学年以降では、これまで計算をしていた数字が整数であったのに対して、小数や分数など、計算をする対象が複雑化していきます。
「足す引く」「掛ける割る」のような計算そのものの概念や、九九や筆算のような計算のやり方や覚え方などをどのくらい身につけることができているか、さらに計算をどのくらい反復してきたかによっても得意か苦手かが変わってくるので、「自分はなぜ計算が苦手なのか」を深掘って考えてみましょう。
図形が苦手

算数や数学が苦手な理由として、図形が苦手ということが挙げられます。
【ノートに綺麗な図形が描けない生徒は苦手な傾向が高いです。問題集などの図形問題は、あえてノートに図形も描きながら進めると良いでしょう。】
図形が綺麗に描けないのには理由があり、それは問題の図形の性質を捉えきれていないということです。
どこが直角でどこが等しくどこが平行なのか、どの線とどの線がどういう部分で交わっているのかなど、図形が綺麗に描けるまで何度も問題を見返すことにより、問題の理解が進むのです。
図形問題が苦手な理由には、空間や平面のイメージがうまくできないというのが多いですが、他にも定義や定理を覚え切れていないなどもあります。
覚えるべきをものを覚えられていないのは話が別ですが、空間や平面のイメージがうまくできないというのは、比較的個人差も出てきてしまうのも事実です。
図形問題が苦手な人の多くは、上記に記載した通り、公式の暗記だけでなく、図形そのものを描く練習をしてみましょう。
文字が入ると苦手

算数や数学が苦手な理由として、文字が入ると途端に苦手になってしまうということが挙げられます。
【方程式が苦手な場合は、根本的な原因は『文字』の理解度だと言って良いでしょう。】
文字が入ると途端に苦手になってしまうのは、文字を数式として捉える概念そのものが分からないからです。
例えば、「a+aが2aになるってどういうこと?」「aの2乗ってどういうこと?」など、「文字を計算する」という概念が分からないということです。
算数で出てくる文字は、数字もしくは数式を「一般化」した概念、もしくは文字の中身の数字が自由に変化するものと捉えられるようになれば理解が大きく進むので、まずは文字に対する概念を覚えるところから始めましょう。
また、文字に具体的な数値を代入して考えてみることでイメージを格段に進めることもできるのでおすすめです。
文章問題が苦手

算数や数学が苦手な理由として、文章問題が苦手ということが挙げられます。
【基本的に多くの生徒が文章題を不得手としていますが、これは、単純に計算問題に比べて経験値が足りなくなりがちだということも原因の一つです。】
文章問題が苦手な理由は、文章を読み解くための国語能力が原因であることをはじめ、問題文を表や図などにまとめることができないというものもあります。
文章問題は、難易度が上がれば上がるほど文章量が多く、さらに文章量が多いということは、つまりは読み解かなければならない情報量も多いということになります。
乱雑な情報を整理するには、問題文を表や図、絵にするのが効率的であり有効です。
文章問題が苦手な人は、問題文を注意深く読んだ上で、言われたことや頭に巡らせているものをそのまま殴り書きしてみるところから始めてみましょう。
関数が苦手

算数や数学が苦手な理由として、関数の問題が苦手ということが挙げられます。
【実は関数が苦手だと思っている生徒の多くが、実状とは異なりそれほど苦手ではありません。】
関数の問題が苦手と思う理由は、グラフと式の関係性の知識が身についていないことや計算そのものが複雑化してしまうこと加えて、問題の答えに辿り着くまでの工程が多く、正解に導きにくいことも理由の一つです。
特に、問題を解くのにいくつもの工程を踏まなければならないことは、実際のテストや模試での一般的な正答率の低さにも表れています。
関数の問題は、応用問題になればなるほど1つの問題に対し多くの工程を踏まなければならなくなりますが、実は一つひとつの工程そのものはそこまで難しいものではありません。
ゴールから逆算することで、それぞれの工程でやるべきことが見えてきますので、計算問題とは違う「逆算する」という認識で問題を解くのがおすすめです。
面積を出すには座標が必要、座標を求めるには式を連立する必要がある、連立するには式を求める必要がある、では式を求めることから始めよう、という具合です。
関数は難しいものだと思い込んでしまっている可能性も高いので、問題を反復し正解までにどんな工程を踏んだのかを記憶すると同時に、苦手と思い込んでいる意識自体を改めてみましょう。
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