子供の自主性を育てるには?|自分で考えて行動する力を引き出すコーチング術
目次
子供の自主性を育てるには?|自分で考えて行動する力を引き出すコーチング術
子供の話に耳を傾ける

子供の自主性を育てるためには、まず子供の話に耳を傾けるようにしましょう。
子供の話に耳を傾けるというのは、言い換えれば、子供が自ら発信している物事や事柄に対して注意を向けるということになります。
子供が自ら発信しているということは、つまり自主性を持っていることとほぼ同義です。
子供の話を聞く耳を持たなければ、自主性を育てる話はスタートしないので、とにかく注意深く聞いてあげることが重要だと言えます。
肯定する

子供の自主性を育てるために、子供の話を聞く際は肯定から答えていくようにしましょう。
子供であれ大人であれ、話し相手に否定から入られるのは気持ちが良いものではありません。
子供が「〇〇に挑戦したい」と何か物事にチャレンジしていく気持ちを見せている場合に否定から入ってしまえば、子供は「自分が間違ったことを言っている」と認識してしまうため、一気にチャレンジ精神を潰してしまうことになります。
物事に挑戦したいという気持ちは、自主性そのものと言えるので、親からすれば子供の自主性を育てるチャンスを潰してしまっていることと同じです。
ただし、当たり前ですが、法に反していたり危険な事柄だったり、道徳的に間違っていたりすることはきちんと否定しましょう。
経験させる

子供の自主性を育てるためには、何でも経験させてあげるのが良いです。
一度やったことがある、または経験があることに関しては、次回から自主性を持って行動することができるようになります。
ただし、当たり前ですが、法に反していたり危険な事柄だったり、道徳的に間違っていたりすることは、絶対に経験させてはいけないので注意しましょう。
また、自主性が必要になる場面(親として子供に自主性を持って行動して欲しい場面)というのは、自ら問題に直面した場面であることがほとんどです。
問題への解決策を自ら思い付くには、問題に対する原因が分かっていないといけません。
物事を経験させる際には、「こういう場合にこれをやると良い」ということもセットで教えてあげると良いでしょう。
徐々に手助けをやめる

子供の自主性を育てるためには、子供への手助けを徐々にやめていく必要があります。
自主性は、自ら解決策を思い浮かべるようになることに加えて、解決策への実行力が求められる場合に必要です。
つまり、解決策を実行することができないということも、自主性がないということになってしまうのです。
親が子供に物事を経験させる際に、いつまでも子供の手助けをしていては、自主性は育ちません。
一気に手助けをやめるのではなく、段階的に手助けをやめていくのが、子供に物事を経験させる際の理想的な親の動きと言えるでしょう。
「親にとって、自分の子供はいつまでも自分の子供」と表現されるくらい難しいことかもしれませんが、自主性を育てるために一念発起してみましょう。
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