定期テストマニュアル|点数を上げる方法とは?

目次


定期テスト勉強の適切なスタート時期

定期テスト勉強の適切なスタート時期

試験範囲表が出る前から動いておくことが正解

通常、テストの14〜10日前には試験範囲表が配布されます。

「範囲が出てから勉強を始める」という生徒は多いですが、それでは準備期間が短くなってしまいます。

また、多くの学校ではテスト1週間前から部活動が停止されます(大会前など例外あり)。

部活のない時間帯をいかに有効活用できるかが、得点アップの分かれ目です。

●提出課題は内申にも影響するため計画的な対応が必須

教科によっては、テストに合わせてワーク等の提出物が義務付けられていることもあります。(特に5教科)

未提出は内申点にも響くため、直前にまとめてやろうとするのではなく、日頃からコツコツ進めることが重要です。

なお、定期テストの難易度や出題形式は担当教師によってさまざまですが、平均点は概ね55〜65点程度であることが多いです。

この平均点を基準に、自分がどの水準を目指すかを明確にしておくと、勉強計画が立てやすくなります。

「試験4週間前スタート」が理想

定期テスト勉強を始める最適なタイミングは、試験の4週間(約1ヶ月)前です。

この期間を確保することで、「一通りやって終わり」ではなく、繰り返しの演習・苦手克服・暗記の定着まで余裕を持って進めることができます。

どれだけ忙しくても、試験2週間前にはスタートするのが最低ラインです。

試験範囲が配布されるタイミングがちょうどこの頃ということもあり、「範囲が出てから始める」という生徒が多いのが現状ですが、それではワークを1周するだけで精一杯になってしまいます。

繰り返し演習の時間を確保するためにも、早めのスタートを習慣にしましょう。


定期テスト勉強の失敗例【勉強時間編】

定期テスト勉強の失敗例【勉強時間編】

提出物を慌ててこなすと「勉強」ではなく「作業」に

テスト直前に焦って提出物をまとめてやると、ページを埋めることが目的になり、内容が頭に入らないまま終わってしまいます。

提出物はコツコツ事前に進めることが大切です。

テスト範囲が発表される前でも、授業で扱っている内容は分かっているので、日頃から少しずつ進めることができます。

「解く」と「丸付け」を別タイミングでやってしまう

まとめて丸付けをすると、どこで何を間違えたかの記憶が薄れており、原因の分析がしにくくなります。

1ページ解いたら、その場で丸付けをするサイクルを習慣にすることで、間違いの原因をその場で把握できるようになります。

ワークを1回やっただけで満足してしまう

「ワークを一通り終わらせた」だけでは、知識は定着しません。

理想は3〜4周の繰り返し演習です。

「できた問題はスキップ、間違えた問題だけ繰り返す」というやり方で、効率よく周回することができます。


定期テスト勉強の失敗例【点数が伸びない編】

定期テスト勉強の失敗例【点数が伸びない編】

ノートを「綺麗に書くこと」が目的になってしまっている

カラーペンで丁寧にまとめたノートは見た目は良いですが、それだけでは成績は上がりません。

ノートまとめの目的は「書くこと」ではなく、内容を記憶に定着させることです。

他人に見せるためのノートではなく、多少汚くても構わないので、何度も書いて反復することが大切です。

暗記系の内容を自力で考えて解こうとしている

社会や理科の一部の分野など、暗記が中心の単元では「考える」こと自体が非効率です。

すぐ確認できる位置に解答を置いておき、「見て→隠して→書く」という反復で覚えることが効果的です。(問題を見ずに解答を丸写しするのはNG=これこそ、ただの作業)

分からない問題を放置・分かったつもりになっている

「なんとなく理解できた気がする」という状態は、テスト本番では通用しません。

何も見ずに、スムーズに正答まで辿り着けるかを自分でチェックすることが重要です。

難しい問題は先生・友人・家族など誰かに質問して解決することが、理解の定着につながります。


定期テスト勉強の教材と各得点までの目安学習量

定期テスト勉強の教材と各得点までの目安学習量

使うべき教材は「学校の教材」

定期テストは基本的に学校の授業内容から出題されます。

そのため、市販の参考書よりも学校の教材を優先して使いましょう。

具体的には「教科書」「ワーク(問題集)」「先生が配布するプリント類」の3つが中心となります。

目指す点数によって必要なワークの周回数が変わる

目標点数(※あくまでも目安です)ワークの周回数の目安(多少の個人差はあります)
50点2周(標準的なクオリティ)
60点2周(高いクオリティで)
80点3周(高いクオリティで)
90点以上4周(高いクオリティで)+ 教科書・資料集なども併用

目指すべきテストの点数によって、必要なワークの周回数は変わります。(あくまでも目安であり、個人差もあります。)

ただし「周回数をこなすこと」が目的ではありません。

できるまで繰り返す」という姿勢が大切です。

間違えた問題を何度も解き直してこそ、周回の意味が生まれます。


定期テスト勉強の進め方【ワーク編】

定期テスト勉強の進め方【ワーク編】

①授業内容に合わせて日々進める

授業で習った範囲に合わせて、その都度ワークを進めます。

このとき提出用の本誌には書き込まず、ノートに解くようにしましょう。(あらかじめ自学できるよう、別冊がある問題集などもあります。)

本誌はできるだけ綺麗な状態をキープしておくことが、後の繰り返し演習をしやすくするポイントです。(直接本誌に書いた後には、解答欄を付箋で隠すなどの工夫も有効です。)

②提出用の清書として解いていく

ワークの提出が義務付けられている場合は、理解できた段階で改めて提出用に解き直します。

提出物としての完成度を高めつつ、理解の確認にもなる一石二鳥のステップです。

③間違えた問題をピックアップし再挑戦できる環境を作る

間違えた問題には印をつけておき、再度解ける状態を作りましょう。

付箋で解答を隠したり、事前にコピーを取っておくなど、ちょっとした工夫が繰り返し学習をしやすくします。

④間違えた問題を繰り返し解く

「できるまで繰り返す」、これこそが定期テスト勉強の核心です。

一度正解できた問題でも、時間をおいて再確認することで記憶の定着度が大きく上がります。

⑤苦手問題の類題・応用問題に挑戦する

ワークを繰り返して基礎が固まってきたら、塾のテキストや市販教材の類題・応用問題にも挑戦しましょう。

高得点を狙うためには、この一歩が大きな差を生みます。


定期テスト勉強の進め方【教科書・その他教材編】

定期テスト勉強の進め方【教科書・その他教材編】

①教科書の章末問題・各単元の問題を解く

教科書の巻末や各単元の終わりに掲載されている練習問題は、テストに直結することも多く、見逃せない演習材料です。

ワークで解いた内容と照らし合わせながら取り組むと、理解がより深まります。

②教科書・資料集の本文を細かくチェックする

意外と見落とされがちなのが、教科書・資料集の本文や図・表に書かれた細かい情報です。

ワークで問われなかったような知識が、テストに出題されることも珍しくありません。

「新しい発見」や「見落としていた内容」に気づく感覚で、もう一度丁寧に読み直してみましょう。

③各種教材を確認しながらノートにまとめていく

90点以上の高得点を目指す場合、「問題を解く」訓練だけでは到達できない壁に直面することも少なくありません。

そこで有効なのが、教材を確認しつつノートにまとめてという学習法です。

初めの段階では教材を「見ながら」進めることが大事です。(間違った認識で理解・暗記をしないため)

最終的には「何も見ずに」まとめることや「他人に説明ができる」状態にもっていくのが理想です。

つまり、各単元や項目ごと覚えてしまうということです。(問題を解くレベルを脱し、問題を作れるレベルにまで到達できれば最高です。)

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